このハウツーでは、会話の流れをより自然で予測可能な方向に誘導するための示唆を利用して、バンキングボットのシナリオを探究しましょう。示唆とは何か、Kore.aiボットプラットフォームにどのように実装されているのかなどの詳細については、こちらをご参照ください。
問題提起
ユーザーが「資金移動」に関する問題を報告したり、質問をしようとしている場合を考えてみましょう。ボットは、「問題解決」や[資金移動に関するFAQ]に反して、「送金額」インテントをトリガーします。
この文書では、そのような状況を識別し、適切なアクションを取るために示唆を利用する方法について紹介します。
導入
示唆を利用してインテントを検出
ユーザー発話に「イシュー」という単語がある場合、「イシュー解決」に会話を誘導するために、示唆を利用することになります。手順:
示唆を利用したナレッジインテント
ここでは、ユーザーからの問い合わせを、ダイアログタスクではなく、適切なFAQに向ける方法を見てみましょう。手順
- 自然言語->トレーニングから示唆ダイアログを開きます。
- 新しい示唆を追加をクリックユーザーの発話の中に「質問」という言葉があるかどうかを識別するために、示唆を使用することになります。
- 特徴をFAQに関連付ける
- ボットを実行。ボットがまだ 「資金移動」へ進もうとしていることがわかります。
- その背景にある理由を理解するためには:
- インテントが選択されていないことを確認するために、ネガティブパターンを「資金移動」インテントに追加します。
- ボットを実行し、変更を確認します。