サービスノードから認証を管理する外部アプリケーションにURLを提供することで、ボットにカスタム認証を実装できます。このプラットフォームは、認証シナリオの成功と失敗を処理するために必要な、かつ対応するタスクフローを管理するために必要な機能を提供します。
ボットビルダーのメカニズムでカスタム認証を実装するには、以下の手順があります。
サービスノードからカスタム認証URLを生成します
カスタム認証を実装するためには、まず、ダイアログタスクのサービスノードに認証サービスのURLを設定する必要があります。これを実行すると、プラットフォームは内部的に、入力された認証URLをボットのWebhookに付加し、カスタム認証URLを作成します。これは、認証サービスが認証プロセスを完了した後に、必要な詳細情報をプラットフォームへ容易に送信できるようにするために実行されます。
コンテキストの入力とユーザーへのカスタムURLの提示
タスクの実行中、ダイアログがサービスノードに到達すると、プラットフォームは顧客認証URLをコンテキストに入力し、認証資格情報を依頼するメッセージをエンドユーザーに提示します。そこで、プラットフォームは、外部の認証サービスがWebhookで応答を送信するのを待ちます。
認証後にコールバックを受信
外部システムは、一部で、コンテキストオブジェクトに入力されたWebhook URLを使用して、プラットフォームへのコールバックを実行します。これらの作業が完了すると、ノードに定義された遷移に基づいてダイアログタスクが進行します。
カスタム認証サービスの設定
- カスタム認証を実装したいダイアログタスクを開きます。
- タスクフローの適切なノードの後に、サービスノードを追加します。
- ノードのコンテキストプロパティタブで、ノードの 名前 を入力します。
- サービスタイプドロップダウンリストで、カスタム認証サービスを選択します。
- 認証URLフィールドに、外部認証サービスのURLを入力します。
- 応答セクションでは、ボットがユーザーに提示するデフォルトの認証要求メッセージが表示されます。メッセージを編集するか、管理をクリックして、詳細メッセージまたはチャネル固有のメッセージを定義できます。メッセージのフォーマット化とテンプレートについて学びます。メモ:ここでのデフォルトメッセージは、サービスノードのデフォルト名に基づいており、以下のとおりです。次のURLで認証を進めてください。 {{context.<<Service Node Name>>.customAuthenticationURL}}後にノード名を変更した場合は、メッセージにも変更後の名前を反映させてください。
- ノードの遷移を定義します。