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  6. ノードと遷移

ノードと遷移

ノードのタイプ

必要に応じて、以下のノードをダイアログタスクに追加することができます。

ユーザーインテントノード

プラットフォームが特定するユーザーインテントは、ユーザーの発話に基づきます。すべてのダイアログには、1つのルートインテントと任意の数のサブインテントがあります。詳細情報は、ユーザーインテントノードの操作をご参照ください。

エンティティノード

発話中のユーザーエンティティ。プラットフォームは、15以上のエンティティタイプをサポートしています。開発者は、表示されるプロンプトメッセージを定義することができ、このメッセージはチャネル固有のものにすることができます。例:金額、口座番号、時間、郵便番号。エンティティノードは、ユーザーに入力を指示します。詳細情報は、エンティティテントノードの操作をご参照ください。

エージェント転送ノード

ボットからライブエージェントへの通信を転送するために使用されます。これは通常、ダイアログタスクの最後のノードです。詳細情報は、エージェント転送ノードの操作をご参照ください。

スクリプトノード

ダイアログタスクにカスタムJSコードを記述するために使用します。詳細情報は、スクリプトノードの操作をご参照ください。

サービスノード

APIを呼び出すことができます。また、cURLを使用してAPIリクエストを構築することもできます。詳細情報は、サービスノードの操作をご参照ください。

メッセージノード(ボットレスポンスノード)

ボットからユーザーへのメッセージを表示します。例:他に何かお手伝いできることはありますか?詳細情報は、ボットレスポンスノードの操作をご参照ください。

確認ノード

ボットからユーザへの問い合わせメッセージを表示し、ユーザからの応答を待ちます。ユーザー入力に基づいて、ダイアログタスクフローの処理を継続するための条件が定義されます。詳細情報は、確認ノードの操作をご参照ください。

Webhookノード

サーバーサイドの検証、ビジネスロジックの実行、バックエンドサーバーのAPIコールなどに使用されます。このノードを使用するためには、SDK Tool Kitがインストールされていなければなりません。詳細情報は、Webhookノードの操作をご参照ください。

すべてのダイアログはインテントノードで始まりますが、ユーザーやボット内部に終幕感を与えるために、メッセージノードで終了することが望ましいです。

コンポーネントの遷移

ダイアログタスクは、異なるノードが遷移によって結ばれたタスクフローを構築します。ダイアログタスクの遷移は、ビジネスで定義された評価基準を使用して、ダイアログタスクフロー内の以下の手順を実行する条件に依存します。

Kore.aiでは、事前定義済みの演算子セットを使用して、If-then-else 条件を定義します。各コンポーネントには、フォールバック条件を指定する必要があります。遷移をどのように表現するかは、定義しているコンポーネントタイプによって異なります。コンポーネントタイプ固有の遷移については、各コンポーネントタイプのトピックで説明します。

以下の演算子を使用して条件を書くことができます。

  • Exists(存在する)
  • Equals to(等しい)
  • Greater than equals to(以上)
  • Less than equals to(以下)
  • Not equals to(等しくない)
  • Greater than(大きい)
  • Less than(小さい)
  • Contains(含む)

コンテキストオブジェクト

ボットビルダーのContextオブジェクトは、ダイアログ実行のためのデータを保持するコンテナオブジェクトです。Kore.aiの自然言語処理(NLP)エンジンは、特定されたインテント、抽出されたエンティティ、および履歴をこのオブジェクトに入力します。コンポーネントの遷移条件には、Context オブジェクトのキーを使用できます。詳細情報は、コンテキストオブジェクトをご参照ください。

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