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  6. サービスノード用の双方向 SSL の有効化

サービスノード用の双方向 SSL の有効化

双方向 SSL 認証は、証明書ベースの相互認証プロトコルです。提供された電子証明書を検証することで、お互いに相手の身元を確実に識別して認証できるようにします。

クライアント (Webブラウザやクライアントアプリケーション) がサーバー (Webサイトやサーバーアプリケーション) に対して自身を認証し、サーバーが信頼できる認証局 (CA) により発行された公開キー証明書/電子証明書を検証することで、クライアントに対しても自身を認証することを指します。

Kore.ai の実装

Kore.ai ボットプラットフォームは、クラウドサービスにおいてデフォルトでサポートを提供しています。 ご利用のサービスに双方向 SSL が必要な場合は、プラットフォームが証明書を発行します。

オンプレミスユーザーの場合

ボットプラットフォームのインストール時に、インストールガイドに記載されている指示に従って SSL 証明書を設定してください。

前提条件

双方向 SSL (相互認証) 接続を確立するには、以下のものが必要です。

    • 秘密キー、
    • クライアント証明書、
    • 認証局ルート証明書、および
    • 認証局中間証明書。

クライアントは、信頼できる認証局 (CA) から証明書を取得することができます。

作業

ボットプラットフォームが相互認証 (または双方向 SSL ) を必要とする API 呼び出しのバックエンドサービスを (サービスノードから) 呼び出すたびに、 ボット プラットフォームは SSL ハンドシェイクのために設定された証明書を API エンドポイントに提示します。 証明書が有効でないか、 API サービスによって信頼されていない場合は、 ボットはその呼び出しを行うことができません。

ボットプラットフォームと API サーバー間の SSL ハンドシェイク中の認証メッセージ交換には、次の手順が含まれます。

  1. ボットプラットフォームは、設定された API エンドポイントにリクエストを行います。
  2. API サーバーは、その証明書をボットプラットフォームに提示します。
  3. ボットプラットフォームはサーバーの証明書を検証します。
  4. 成功した場合、ボットプラットフォームは設定された双方向 SSL 証明書を API サーバーに送信します。
  5. API サーバーは、提示された証明書の資格情報を検証します。

成功した場合、サーバーはボットプラットフォームへの API アクセスを許可します。

このプロセスは、ボットのサービスノード ( サービスノードの詳細情報 ) に適用されます。

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