ユニバーサルボットには、未確認のインテントで自動的にトリガーされる組み込みのダイアログタスクが伴います。このダイアログタスクをカスタマイズしたり、別のものをインポートしたりすることはできますが、他の標準応答に置き換えることはできません。デフォルトのダイアログタスクにさらにノードを追加して、カスタム体験を構築することができます。
デフォルトダイアログタスク
はじめに この記事では、Kore.aiのボットプラットフォームを使用してダイアログタスクを作成するための基礎について、お客様が理解していることを前提としていますので、ユニバーサルボットに特化して焦点を当てています。ダイアログタスクの基礎を参照するには、ダイアログタスクをお読みください。
デフォルトダイアログノード
ユニバーサルボットに追加できるノードは、標準ボットと比較して制限されています。以下は、ユニバーサルボットのデフォルトダイアログタスクに追加できるノードの一覧です。
- メッセージを送る
- 質問する
- エンティティを求める
- サービスコールをかける
- JavaScriptを実行
- エージェントへの転送を開始する
- Webhookの接続を有効にする
デフォルトダイアログをカスタマイズする
デフォルトダイアログメッセージをカスタマイズするには、以下の手順に従います。
有効化された言語のデフォルトダイアログのカスタマイズ
Kore.aiのNLPエンジンがユーザーインテントを認識できない場合、ユニバーサルボットはデフォルトダイアログでユーザーに応答します。ユーザーが希望する言語でこうしたボットの応答が行われるように、有効な言語ごとにデフォルトダイアログの言語固有のバージョンを作成する必要があります。それ以外の場合は、ユーザーの希望の言語に関わらず、デフォルトのボット言語で応答します。詳細
イベントハンドラ
はじめに この記事では、Kore.aiのボットプラットフォームを使用したイベントハンドラの機能の基礎について、お客様が理解していることを前提としていますので、ユニバーサルボットに特化して焦点を当てています。イベントハンドリングの基礎については、イベントベースのボットアクションをお読みください。プラットフォームのバージョン8.0のリリース以降、ユニバーサルボットの「イベント」は、リンクされたボットからのダイアログタスクのトリガーをサポートしています。タスクの実行をサポートするイベントでは、リンクされたボットとリンクされたボットのタスクを選択することができます。 リンクされたタスクは、イベントのトリガーで実行されます。リンクされたボットのタスクが実行時、またはエンドユーザーが会話をしている言語で利用できない場合、エンドユーザーには、「会話に必要なダイアログタスクが利用できません」という関連する標準応答が表示されます。
変数管理
ユニバーサルボットを構築する際に、以下のようないくつかの値をリンクされたボットに伝達したいと思う場合があります。
- 多言語のボットを構築する場合に、ユニバーサルボットをある環境から別の環境に移行する際の環境の詳細
- ボットのインテントをスコーピングするためのテナントの値
はじめに この記事では、Kore.aiのボットプラットフォームを使用して変数を作成するための基礎について、お客様が理解していることを前提としていますので、ユニバーサルボットに特化して焦点を当てています。変数管理の基礎については、ボット変数の使用をお読みください。
センチメント管理
はじめに この記事では、Kore.aiのボットプラットフォームを使用したイベントハンドラの機能の基礎について、お客様が理解していることを前提としていますので、ユニバーサルボットに特化して焦点を当てています。センチメント管理の基礎知識については、こちらを参照してください。プラットフォームのバージョン8.1のリリース以降、ユニバーサルボットのセンチメントベースのイベントは、リンクされたボットからのダイアログタスクのトリガーをサポートしています。タスクの実行をサポートするイベントでは、リンクされたボットとリンクされたボットのタスクを選択することができます。 リンクされたタスクは、イベントのトリガーで実行されます。リンクされたボットのタスクが実行時、またはエンドユーザーが会話をしている言語で利用できない場合、エンドユーザーには、「会話に必要なダイアログタスクが利用できません」という関連する標準応答が表示されます。