スプリットロジックでは、プロセスを2つ以上のブランチに分割し、ブランチの実行を定義することができます。例として、管理者の承認が必要な経費報告書を検討してみましょう。このプロセスフローを構築する際には、管理者には、リクエストを 承認 するか、または拒否するかのオプションを提供しておく必要があります。これを実現するには、スプリットロジックを使用します。スプリットロジックでは、上記の要件に適合するように、承認済みまたは却下済みなどのブランチを作成することができます。
スプリットロジックを設定
プロセスフローにスプリットロジックを設定するには、以下の手順に従います。
- 左側のペインに、ロジックセクションが表示されます。スプリットステンシルを、このセクションからビルダーにドラッグアンドドロップします。
- スプリットステンシルは、2つのブランチ(ブランチ1とブランチ2)を持つビルダーに追加されます。
- スプリットステンシルをクリックして、「スプリット」ウィンドウを開きます。
- 「スプリット」ウィンドウで、以下の詳細を入力。
- 名前 – スプリットアクションの名前を入力。例:管理者決定。
- ブランチ – ブランチ(ブランチ1とブランチ2)を編集し、名前を承認済み と 却下済みに変更します。
- スプリットロジック – 以下のオプションのいずれかを選択します。
- すべてのブランチを実行 – 選択すると、すべてのブランチが同時に実行されます。
- 条件で実行 – 選択すると、下記の条件を定義セクションで条件を定義できます。プロセスフィールド、フォームフィールドおよびプロセスコンテクストに基づいて条件を定義できます。例として、プロセスフィールドを選択しましょう。
- If条件では、変数をフィールド値の選択ドロップダウンリストから変数を選択し、演算子(存在する、等しい、より大きい、より小さい、等しくない、より大きい、より小さい)をそれぞれのドロップダウンリストから選択します。その値フィールドに値($2000)を入力します。
- +アンド または +ORをクリックして、条件を追加することもできます。
- ブランチへ移動ドロップダウンリストから、承認済みを選択します。
- Else-Ifを追加セクションにおいて、ブランチへ移動ドロップダウンリストから却下済みを選択します。
- 「スプリット」ウィンドウを閉じます。